サミュエル・フラー自伝 わたしはいかに書き、闘い、映画をつくってきたか 単行本 – 2015/12/20 サミュエル・フラー (著), クリスタ・ラング・フラー (その他), ジェローム・ヘンリー・ルーズ (その他), 遠山純生 (翻訳) boid 出版 ジャン゠リュック・ゴダール、ヴィム・ヴェンダース、ジム・ジャームッシュ、アキ・カウリスマキなど、世界中の多くの監督たちに慕われたサミュエル・フラー。 「アクション映画」「犯罪映画」「戦争映画」「西部劇」といったジャンルのルールを踏襲しつつ、しかし「サミュエル・フラー」としか言い得ない確固たる独自のジャンルを作り上げた彼の、背景と源はどこにあったのか? 犯罪事件記者でもあった彼の歴史は、そのままアメリカの歴史の光と闇とを浮かび上がらせる。ハリウッドの背景に広がるアメリカという夢の王国の持つ深い陰影からこぼれ出た物語が1冊の書物となったのだ。これはひとりの映画監督の自伝であるとともに、20世紀という映画の時代の物語でもある。 「史上もっとも過激なアクション映画と、もっとも前衛的な西部劇と、 もっとも偉大な戦争映画を撮ったサミュエル・フラー。 悔しいが、この男こそ映画そのものだと認めよう。 ・・・・・・黒沢清(映画作家)」 新品未読ですが、保管時のカバーに痛みあります。